焼酎と肴 ひらい和 の日記
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病院食
2017.02.22
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昨日の風雪から、
今日は穏やかな天気に。
火曜日、
ご来店頂き誠にありがとうございました。
本日水曜日、
今のところカウンター席1名様、
カウンター席2~3名様の予約が入っております。
昨日、お客様との会話の中で気になった
「病院食」について。
最近転院したばかりのご友人(当店のお客様でもある)の
お見舞いの為、病院を訪れたお客様。
ご友人は、
「ここの病院食は美味しい」
と、喜んでいたそう。
どうやら転院前の病院食はかなり「まずかった」らしい(-.-)
病院食=まずい=当たり前、仕方ない、諦め・・
これはかなりの問題だと思う。
確かに病院の調理は一般的な調理とは違う。
栄養士の献立、指導のもと、調理作業を行う。
調理する側は大抵それに従うしかないのだが・・
だからと言って、
栄養士が考えた、栄養バランスのとれた食事、
そしてそのレシピ通りに調理した食事が、
まずい、見た目も食欲をそそらない
では、病院食としていかがなものか と私は思う。
ただでさえ食欲が落ち込んでいるのに(科にもよるが)、
その上まずい病院食では精神的に、かなり辛いものがある。
治るものも治らない ような気にもなる。
食とは、ただ栄養をとるだけのものではない。
しかし現実問題・・
限られた材料費で作らなければならなず、
しかも大量調理、
そして患者さんの病状に合わせた食事を
献立し、作るということは
とてつもなく大変なことだろうと思う。
「だから出来ない。まずくても我慢して食べてね・・」
いや、それはやっぱり違うような気がする。
何の為の病院食なのか、
栄養だけ摂れていれば良いのか、
患者さんの立場で考えてほしい。
患者さんが、
唯一楽しみにしている食事なのだから、
美味しい食事で、一時でも幸せに気持ちになり、
それが病気を治す気力や体力にも繋がれば ・・
と 思うのである。←ちょっと偉そうかな(^^;
食はそれほど大事なもの と私は思う。
「仕方なく食べる病院食」であってはならない。
画像は、自宅庭に来た野鳥「アトリ」。
