焼酎と肴 ひらい和 の日記
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介護
2012.04.27
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こんばんは。店主です(^.^)
昨日の札幌は風が強く、肌寒い一日でした。やはり暖かさ続かず(-.-)
木曜日、常連のお客様、お越し頂きありがとうございました!
またいらして下さいね♪お待ちしております。
さて、今日は先日日記を打っていた時に操作ミスで文章を
消してしまった時のタイトル、「介護」についてのお話です。
なぜ介護?お客様とその話題になり、思うところが色々ありまして。
昨年、祖母(母方の)が99歳で亡くなりました。
長年祖母の介護を自宅で続けた母。祖母は寝たきりで、ボケもひどく、
介護する母に暴言を吐いたり、時には叩いたり、深夜も構わずわめいたり、
意味不明なことを言ったりと、とにかく母は一日中祖母にかかりっきりでした。
まともに睡眠もとれていなかったはず。
もちろん「病気が言わせている、病気だから仕方ないんだ」と頭では分かっています。
しかし人間ですから、時にはがまんできず苛立ったりもします。
私は当時、母が介護している姿を見て、こう思ったのを思い出します。
「これ以上母を苦しめないでくれ!もう解放してあげてくれ」と。
ひどいと思いますが本当にそう思ってしまった自分がいました。
そして悲しいことに、いつしか祖母を嫌いになっていた自分がいました。
介護という難しい現実。どう向き合っていいのか分からない。戸惑い。
母が大変な思いをしているのに何もできない自分。自己嫌悪。
ある日私は母に「施設に預けないの?」と聞いたことがあった。
母は「施設に預けるのはかわいそうだし、最期は家でと思っている」というような
ことを言っていたのを覚えている。
母にとってはどんな状況であれ親は親。たった1人の大切な親。
そう思うのは自然なことだったのでしょう。
祖母は幸せだったよな・・・。長年住んでいた自宅で一生を終えたのだから。
介護の状況は、その家庭家庭でまったく違ってきます。
介護を必要とする人の病状、そして介護する人の性格、精神力、体力
でも大きく違ってきます。他に、介護に協力してくれる人がいるのかいないのか。
1人で介護の問題を抱えてしまい悲しい事件につながることもある。
本当に他人ごとではない介護の問題。
当時寝たきりになってしまった祖母に対しても父に対しても
どう接してよいのか分からず、結局何もできなかったという後悔。
そうならない為にも今後はもっと今回のテーマについて
関心をもちたいと思います。(年齢的にも・・・)
今日はかたい内容ですみませんm(__)m
私の家族の介護体験を語らせていただきました。
さて今日はもう寝ます。
おやすみなさい・・・。